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24 10月 2016

来場者数のカウンティングはイベント運営をスムーズにするか?

商業カンファレンスや展示会を成功へと導くには、会場、ケータリング、講演者、代表者、トピックなど、数多くのことを一つにまとめ上げる必要があります。たとえ小規模のイベントであっても、何週間、あるいは何か月にも亘る準備によって、その細部までをベストな形にもっていくことは大変なことです。では、すべてが整い、実際にイベントが開催されている最中、どうすればショーがうまく進んでいると知ったり、人々の興味を惹くのはどの部分なのかを把握できたりするのでしょうか?

イベント後、来場者にフィードバックを求めたり、アンケートを送ることである程度そうした把握はできますが、本当に知るべきことをリアルタイムで教えてくれるハードデータに勝るものはありません。

2015年にボストンで行われた世界最大級のオープンソース技術イベント”Red Hat Summit 2015”で、私たちはこのようなイベント分析の課題に、簡単に取り組むことができるということを文字通り「見る」ことができました。

それはEurotechのピープル・カウター・センサーをイベント会場のいくつかの特定箇所に設置し、来場者の入場数・出場数を匿名でモニタリングするという手法で実現しました。ピープル・カウンターをマルチサービスIoTエッジゲートウェイと接続し、入出数のデータを収集した後、Everyware Cloud IoTインテグレーション・プラットフォームにそのデータを送信し、インタラクティブ・ダッシュボードで来場者の流れを表示し、リアルタイムで状況を把握するというソリューションです。

この共同プロジェクトでは、Eurotechのピープル・カウンターと、マルチサービスIoTエッジゲートウェイ、及びEveryware Cloud IoTプラットフォームをベースに、Red Hatがデスクトップおよびモバイルデバイス用のRed Hatモバイルアプリケーション・プラットフォームを制作し、リアルタイム・ダッシュボード上に入出数のデータを表示しました。また、別のパートナーであるWebRatio社が、同じデータを独自にカスタマイズしたレイアウト上で表示させるという、まったく異なる技術のアプリケーションを開発しました。

このデータは、イベント来場者の総数や入退場時間を教えてくれるだけでなく、関心を集めた講演者やトピック、来場者がコーヒーブレイク後に再び講演会場へ戻ってきたか、或いは講演後も人脈を築くために会場に残っていたかなどを示唆するものでした。結果は2つの基調講演で顕著に表れ、人数を数えるという一見シンプルなプロセスからどれだけ幅広く、大量の有益な情報が得られるのかということを主催者、出席者の双方に強く印象づけました。

IoTの素晴らしい点は、以前は独立・分断されていた多種多様のデバイスからデータを取り出せるだけでなく、そのデータがすぐに利用できることにより、その場で意思決定や軌道修正が行える点にあります。例えば、当初の見込みより基調講演の会場が一杯になっていないとしたら?もしかして近くで交通事故があり、渋滞でオーディエンスの到着が遅れているのかもしれません。もしそうであれば講演開始を遅らせるべきかどうか判断ができます。また講演の小休憩・再開後にオーディエンスが減っているとしたら?その講演者はもうブッキングするべき人物ではないのかもしれません。

「知識は力なり」の格言にある通り、カンタンで自由度の高いIoTからすぐに得られる知見は、まさに注目に値すると言ってよいでしょう。

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