三菱日立パワーシステムズ株式会社の、プラント制御装置向けCPUボードを共同開発

2016年8月5日 岡山
産業装置向け組込みコンピュータのリーディングサプライヤであるアドバネットは、三菱重工業と日立製作所が火力発電設備事業を統合して誕生した三菱日立パワーシステムズ株式会社 (MHPS) が開発、製造する制御システム、DIASYS Netmation® (Digital Intelligent Automation SYStem) シリーズに、従来よりも大幅に演算処理能力を向上したCPUボードを共同開発することを発表しました。

DIASYS Netmation®は、GTCC(ガスタービンコンバインドサイクル発電)を中心に、国内外に豊富な納入実績を持ち、インフラ設備に求められる高い信頼性と稼働率を実現するために開発された、分散型制御システムです。
1980年代、火力発電所の制御監視から始まったDIASYSシリーズについて、アドバネットは長期にわたり、CPU基板開発、製造において、パートナーとして協力関係を構築してきました。
そして現行製品においても、その信頼性の高さとユーザー目線に立った機能が評価され、火力・地熱発電所などの発電所の制御監視はもちろんのこと、ロケットの打上設備・LNG船・工場からオフィスビルまで、様々な製品の制御監視を行っています。

今回共同開発するCPUボードは、三菱日立パワーシステムズが機能安全認証であるIEC61508 を取得したDIASYS Netmation 4S(フォース)で培ったノウハウをもとに、現行製品よりも大幅に演算処理能力を高めつつ、制御対象となるプラントの信頼性、安定稼働を高いレベルで実現することが可能となります。
Intel® Xeon® Processor D-1500およびPentium® Processor D1500を搭載可能で、高速制御演算処理を実現します。

また今回アドバネットは、CPUボードのキャリアボードとなるIOボードの開発も受注しています。このIOボードはCPUボードのキャリアボードとして構成され、プラントの監視制御操作信号のインターフェイスとして使用されます。CPUボードおよびIOボートは共に、フォームファクタとして、PICMG® COM Express® を採用しています。
なお、今回共同開発するCPUボードは、高信頼性が要求されるミッションクリティカルな市場に広く提供するため、アドバネットのHPEC (High Performance Embedded Computer) プロダクトラインの標準製品、Adbc8041としてラインナップされ、幅広い産業機器の性能向上を支えます。

三菱日立パワーシステムズ株式会社について
2014年2月1日に三菱重工業株式会社と株式会社日立製作所が両社の火力発電システム事業を統合し誕生した会社です。世界最高レベルの火力発電技術・環境技術により、電力供給にたずさわる事業を手掛けています。


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